払い済み保険・延長定期保険
【払い済み保険・延長定期保険】
「保険料はこれから払いたくない（払えない）けど、
①解約はしたくない、または
②保障を残したい」
というときには、方法は次のものがあります。
★払い済み保険
・これ以上保険料は払いたくない、あるいは払えないけど解約はしたくない。保障も少しは残しておきたいというときは、「払い済み保険」という方法が考えられます。
これは、保険料はそれ以降払込みをやめ、その時の積立金（だいたい解約返戻金に相当）を一時払い保険料に当てて、これまでと同じ保険（保険金額は小さくなる）か、「一時払い養老保険」を購入するというものです。期間はもとの保険と同じです。「医療特約」などの各種特約は解約となります。
・「養老保険」にした場合に、満期保険金がもらえるのがメリットでしょう。
★延長定期保険
・これ以上保険料は払わないけれど、今までと当分同じ額の保障が欲しいというときには、「延長（定期）保険」という方法があります。これは一時払い保険料に積立金を充てて、これまでと同じ金額の「定期保険」に加入するというものです。保険期間は短くなるのが普通です。保障を重視したい人向きです。
・掛け捨ての定期保険なので、満期保険金はありません（積立金額が大きかった場合は、満期に生存保険金が払われることも）。
・「払い済み保険」も「延長（定期）保険」も、保険を素人が整理するには少しわかりにくい手段です。利用するときは保険営業員（外交員）に納得できるまで相談してください。
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