生命保険解約の損得 :生命保険の選び方と見直し情報ナビ

生命保険解約の損得を考えた場合、加入中の生命保険がニーズに合っていない場合には、思い切って解約したほうが得策な場合も。十分に生命保険の内容を理解して検討しましょう。

【このようなケースは生命保険解約も…】
掛捨ての生命保険を除き、保険を解約した場合には解約返戻金が支払われますが、10年未満の生命保険解約はそれまでに払った保険料よりも少なくなる場合がほとんどです。また契約後3年に満たない場合には支払われない場合も…。

そのため、生命保険解約は不利であると一般的にいわれていますが、加入中の保障がニーズにあっていない場合には思い切って解約したほうが得策なケースがあります。長い目で見るとニーズに合わない生命保険に高額な保険料を払い続けるほうがムダ。一度、生命保険の中身や総払込保険料をチェックしてみてください。

とくに個人年金や長期継続する養老保険などの貯蓄性商品では、中途保険解約による元本割れが非常に気になるところですが、

�@老後資金の準備よりも住宅ローンや教育費などの出費が控えている。
�A60歳程度まで保険料を払い続けていける自信がない。
�B予定利率が低いときに加入した。
というような場合には、思い切って生命保険を解約し、生活のリストラを図るのも一法です。