生命保険の基本は?
【生命保険の基本は?】
生命保険の「定期付き終身保険」の途中で保障額が大幅に減ることに嫌気をさした人が、全部を[終身保険]に乗り換えることがあるようだ。でも本当に「終身保険」なんて必要だろうか。「終身保険」の人気は、貯蓄性がある。保障額が一生変わらない。解約すれば必ず返戻金がもらえる…というところにある。
でも、よく考えてみよう。一生涯の死亡保障が必要な人なんてそうそういないだろう。もともと死亡保障というのは、遺族の生活費を残すためのもの。しかし、60歳以降で亡くなるなら、子どもは独立しているし、妻の生活費は十分にあるはず。
保険会社のトークとしては、「死後整理費用」つまり葬式代やお墓代などもろもろの費用が平均で300万円くらいはかかるので、遺族に迷惑をかけないように最低でもこれだけは[終身保険]で準備したいものというものがあるが、死んだ時に本人が残した財産に応じた葬式をやって、分相応のお墓に入れてあげればそれでいいのではないだろうか。
それに、銀行や証券会社で貯める方がずっと利回りはいい。「終身保険」が必要なのは「相続税がかかる人だけ」という考え方である。保険は全部掛け捨てにしてできるだけ安く上げ、その分を貯蓄に回そうという考え方である。如何かな。
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