学資保険の長所と選び方
★学資保険の長所
この学資保険の最大の長所は、保険期間中に契約者、すなわち親に万一のことがあった場合、 保険料がそれ以降免除され、予定の満期保険金などが受け取れることです。
また、契約内容によっては、子どもの医療や死亡保障、育英年金がつく点も魅力となっています。
しかし最近では、元本割れも結構目立っていますので注意が必要です。
たとえば、子どもの誕生と同時に、18歳満期で、祝い金も含めた総受取保険金額が400万円、 月額保険料18,760円の保険に加入した時、総払込保険料は4,052,160円となり、総払込保険料が総受取保険金額を若干上回ってしまい、運用としてはマイナスとなります。返戻率を必ず確認しましょう。
★選び方のポイント
学資保険には、「貯蓄型」と「保障型」があります。
親の保障が十分なので子の保障はいらない、しかし貯蓄が苦手という人は、 「貯蓄型」が向いています。
このケースは返戻率をチェックしますが、もし返戻率が数%程度ならば、より高収益が 得られる可能性のある投資信託や株式投資で運用することも含めて、確実に貯蓄する方法を検討しましょう。
「保障型」は、「貯蓄型」の内容に育英資金が出る、子どもの医療保障がつくなど、充実した保障がプラスされています。保障と貯蓄を分ける、余裕がない、という人には向いていますが、保障機能が高いので従って元本割れとなります。
保障と貯蓄は、学資保険でなくても出来ますので、自分の重視するものが、「学資保険」と「貯蓄+ほかの保険」のどちらが有利になるかを見定めることが重要です。
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ライフステージ毎に保険を見直さないと損しますよ!