こども保険とは :生命保険の加入・解約知識情報ナビ

【こども保険とは】

★こども保険の目的
・保険でこどもの教育費を貯めて、こどもが成人するまでの親の死亡保障も確保します。

★こども保険の特徴
・「保険でこどもの教育費を貯めると安心で有利」というイメージを上手に作り上げた保険です。貯蓄機能のある「養老保険」や、死亡保障のための「定期保険」、保険期間の途中で給付金の払われる「生存給付金特約」などを組合わせて作られています。また、貯蓄機能がない保障目的のこども保険も登場しました。

・保険会社によって、組合わせ方、つまり設計が異なるので、「こども保険」といっても10社10様で全部異なりますが、仕組みの基本的なものは次の通りです。

・保険の満期（18歳、22歳など）に満期保険金が払われるほか、こどもが小学校、中学、高校、大学に入学するときに合わせて保険金（祝い金）が払われるので、これを入学準備に充てられます。また、保護者が保険期間中に死亡すると、保険料はそれ以降払わなくてもよくなり（祝い金や満期金は予定通り受取れる）保険によっては、プラスして毎年「育英年金」が払われるものもあります。

・保障が大きいほど（育英年金額が大きい、こどもの医療保険が付いているなど）利回りは悪くなり、払った保険料の合計より貰う保険金の合計が小さくなってしまうこともあります。利回りをよくしたいなら、保障はできるだけ小さいものを選びましょう。

★こども保険はこんな人に向いています
・保険で貯めるのが安心な人。
・「こども保険」で父親の死亡保障の不足分を補いたい人。

★こども保険はこんな人には向きません
・できるだけ高い利回りで積み立てたい人。
・父親の死亡保障が十分な人。

★こども保険の加入のポイント
・満期はいつですか。
・保険金額は十分ですか。
・祝い金は据え置きできますか。
・不要な保障は付いていないですか。